takeryu78の日記

takeryu78こと竹龍がとあるイベントをきっかけに立ち上げました。多分音ゲーとか趣味について書きます。

弐寺を通じて得た世界

 初めましての方は初めまして。竹龍と申します。ちょっとだけお話をさせてください。まず始めに。

 弐寺について何か書く、というはずでしたが、弐寺がメインの話ではないです、はい。申し訳ないです…。

  では、気を取り直して。まず今回のお話をさせていただくにあたり、ひとつだけ先に知っておいていただきたいことがありまして、それは、実は私は1年弱の留学経験がある、ということです。別にこれ自体は自慢になるものでもなんでもないんですが、その時の経験を通じて感じたことをちょろっと書きたいと思います。

  私が留学した先はシンガポールという非常に小さい国でして、普通の方にはマーライオンが有名、というくらいのイメージしかないと思われるところです。ですが、流石アジア圏というべきか、ゲーセンがあり、音ゲーが置いてありました。当然弐寺プレイヤーの私は向こうでもゲーセンにプレーしに行っていました。

 最初の1週間くらいは何事もなく普通にプレーしていたのですが、1週間たったころでしょうか、突然一人のシンガポール人に声をかけられました。

 "Hey, you're Japanese, right?"

 確かこんな感じだったと思います。お前日本人だろ?みたいな軽い感じですね。こう声をかけられたときは、やっぱり外国の人って日本人と違って結構話しかけてくるんだなーという印象を強く受けました。

 よくよく話を聞いてみると、彼は弐寺プレイヤーで、2P側十段というシンガポール内ではなかなかの腕のプレイヤー。そこのゲーセンをホームにしている、とのことで、見かけない奴がいたから声をかけてみた、とのことでした。

 シンガポールについてまだ2週間も経っていなかった私にとって、友人と呼べる人は学生寮に一緒に住んでるルームメイトと学校で同じクラスの数名のみ。勿論そのどちらも音ゲーマーなんかではありません。これは音ゲーマーの友人を作るチャンス!と意気込み何か色々話していくうちに私たちは意気投合、晴れて私が留学中に一番お世話になり、一番仲良くなったシンガポール人となりました。

 そこから1年弱。彼だけでなく、彼の友人とも一緒に音ゲーして、その友人の友人ともやっぱり音ゲーして…みたいな鼠算的な事象が起こり、そのゲーセンの音ゲープレイヤーはほぼ全員顔見知りとなりました。因みに彼らとは今でも連絡をとりあっており、ホモだゲイだ3Pだ、みたいなバカ話に巻き込まれます。

 そんなこんなで日本に帰ってきてやっぱり音ゲーをしてると、音ゲーマーではない友人から、

音ゲーって何が楽しくてやってるの?」

とか、

「なんで音ゲーやってるの?」

なんて聞かれることがままありました。これは音ゲーマーの方なら経験あることではないでしょうか。

 そこで、ふとその時に考えたんです。もし私が音ゲーをやっていなかったらというifの世界です。勿論留学することに関しては音ゲーはなんら関係はないですが、そのifの世界では、日本で一緒に遊んだ音ゲーマーたちだけでなく、一番仲良くなった彼やその友人たちとは出会わずに、一緒に遊んだ時間はまるでないものとなっているはずです。人の世は一期一会、そう考えたら音ゲーやっててよかったなって心から思いました。

 私が何を言いたいかと言うと、音ゲーに限った話ではないですが、なんでもやって経験してみるものだな、と感じた、ということです。

 一部には音ゲーに批判的な人もいます。でも私はあなたが批判するその音ゲーを通じて世界に友人を作ってきたんだぞ、あなたにはできないかもしれないことを成し遂げたのだぞ、と胸を張って言い切れます。やっぱり音ゲーは楽しい上にすごい!

 最後に、まとめるの下手だし長文だし面白くもない独り言になっちゃってごめんなさい…。 でもこれだけは言わせてほしいのです、音ゲーは世界に羽ばたける可能性を持っているのだから、上手いとか下手とかではなく、自信をもって音ゲーを楽しみましょう!