takeryu78の日記

takeryu78こと竹龍がとあるイベントをきっかけに立ち上げました。多分音ゲーとか趣味について書きます。

クエ穴乱の有効性

どうも、竹龍です。

前回は弐寺というよりも弐寺を通じて得た経験をメインに書いたので、今回は弐寺に完全にスポットをあてた話を書かせていただきたいと思います。

今回のテーマは表題の通り、クエ穴乱はどこまで使えるのか? ということについてです。☆11が適正以上のレベルな方にとっては1度はお世話になっている曲だと思います。

ではまず、ご存じない方のために、クエ穴とは一体なんなのかを紹介するところから始めましょう。

正しい曲名は「quasar」、SPでの難易度はNormalが6、Hyperが9、Anotherが11。DPではNormalが7、Hyperが11、Anotherが12となっています。BPMは155。今回の記事ではSPのAnother譜面をメインに取り上げます。

SPAの譜面の前半は☆11としてみればまあ簡単でありながら、中盤の休憩地帯先に待ち受ける発狂地帯は☆11の中でも中の上から上の下程度には発狂する(個人的な意見です)、というラス殺しに分類されるような譜面となっております。

この譜面、☆11の中ではクリアレートが割と高めとなっており、☆11に上がりたてのプレイヤーがプレイすると全く譜面が見えなくて絶望感に打ちひしがれるという、☆11の中ボス的な存在なのです(私にとってはそうでした)。

しかしこの曲、一度クリアが安定するレベルまで到達すると、地力を上げる曲としてはとても優秀な働きを見せてくれます。RANDOMオプションを用いて譜面を崩すことで2つか3つくらいの同時押しまでが連続で降ってくるような譜面は大体対処できるようになる、というとてつもない優れものです。私は☆12のハードが60曲程度のプレイヤーで、平均的に見れば☆12の中堅曲程度が適正、上位曲イージークリアが挑戦圏というような地力のゾーンにおりますが、未だに選曲することがあります。それは勿論曲が好きだからという理由もありますが、メインの理由は違います。そのあたりは後述で。

それでは本題。まずはクエ穴乱はどのくらいの地力の方からオススメしたいか、ということについて。勿論個人差はありますが、個人的にはこのクエ穴を正規譜面でイージークリア出来る方にはもうやってみてほしいと思っております。乱譜面にあまり慣れていない、という方にはノマゲできるくらいになったら、でしょうかね。そのくらいの時期から地力上げを意識しながらこの譜面をやってもらえば、☆11のよっぽど特殊な譜面(ex:皿譜面や縦連譜面)以外の譜面、特に他の地力譜面と呼ばれる曲にはそんなに苦労なく対処できるようになると思います。

ではその次の段階へ進んだ時について。クエ穴乱は安定してハードクリアができるようになったよ、辺りまで来た方はクエ穴乱は難しくないというように感じられると思いますので、次はスコアを狙った精度を重視するプレイに徐々に切り替えていきながらプレイしてみてほしいと思います。クエ穴でスコアがとれるようになれば、他の☆11、ひいては☆12の譜面の中で、8分や16分がメインで構成されている譜面でスコアが取りやすくなるから、という理由によるものです。8分や16分がメインの譜面での高スコア取得には多少なりコツが必要である、と私は思っています。そしてそのコツはやっぱり似たような傾向を持つ譜面をたくさんプレイすることで掴めるものだとも思っています。

勿論スコアなんか気にせずプレイしてるよ、という方もいらっしゃると思います。ただ一つ考えてみてほしいのは、スコアが高い=精度がいい=ゲージ回復が速い、ということであります。段位を受けるときにゲージ回復が速かったら、それだけ段位取得が早まる、とも考えられませんか? そう思えるのであれば、やっぱり精度は取れて損はないはずなのです。

ちょっと話がずれましたが、次は更に進んだ地力ゾーンの話。例えば☆12にハードを付け始める、☆11の未難を減らし始めるということを意識し始めた段階の時。ここから先はクエ穴を使って地力上げをする、スコア上げをする、ということはもうあまり考えないと思います。勿論プレイヤーさんによっては、エクハやフルコンボを見据えて何度かプレイする、というのもあると思います。それでも偶には選曲をオススメしたい理由は、アップの時に自分の調子を測る基準になるから、というものです。私が今でも選曲する理由がこれに当てはまります。

突然ですが、皆さんはゲーセンに来て弐寺をプレイする1クレ目からいきなり難しい曲から挑戦しますでしょうか? 大半の方はNoとお答えになると思います。というのも、やっぱりアップが1クレなり2クレなりあった方がその後の指の動きに差が出てしまうから、という理由でしょう。そしてそのアップの時に調子の良し悪しを測る基準がそれぞれあると思います。アップの時点でいつもより指が動かなければ調子が悪い、逆によく動けば調子がいい、そして調子のいい日には挑戦する曲をもう少し高難度にしてみたり、スコアの伸びがいつもよりよかったりということがあると思います。クエ穴は8分や16分で構成される譜面をプレイする際の前準備曲としては難易度的にもちょうどよいことが多いので、もし挑戦しようとしている曲がそのようなタイプの曲であるならば、是非アップ時にプレイしてみてください。アップ時にプレイしてみた時に、いつものアップ時よりもいいスコアが出た、安定していないフルコンが取れた、という時には挑戦してみる、逆によくない結果が出てしまった場合には挑戦回数を抑える、などを考えるいい基準になるはずです!

以上、長くなってしまいましたが、私がquasar SP Anotherについて思うことをつらつらと書かせていただきました。勿論、まったくもって100%正しいわけではありませんが、少しでも皆様のプレイの参考になれば幸いでございます。

それでは楽しい音ゲーライフを!

弐寺を通じて得た世界

 初めましての方は初めまして。竹龍と申します。ちょっとだけお話をさせてください。まず始めに。

 弐寺について何か書く、というはずでしたが、弐寺がメインの話ではないです、はい。申し訳ないです…。

  では、気を取り直して。まず今回のお話をさせていただくにあたり、ひとつだけ先に知っておいていただきたいことがありまして、それは、実は私は1年弱の留学経験がある、ということです。別にこれ自体は自慢になるものでもなんでもないんですが、その時の経験を通じて感じたことをちょろっと書きたいと思います。

  私が留学した先はシンガポールという非常に小さい国でして、普通の方にはマーライオンが有名、というくらいのイメージしかないと思われるところです。ですが、流石アジア圏というべきか、ゲーセンがあり、音ゲーが置いてありました。当然弐寺プレイヤーの私は向こうでもゲーセンにプレーしに行っていました。

 最初の1週間くらいは何事もなく普通にプレーしていたのですが、1週間たったころでしょうか、突然一人のシンガポール人に声をかけられました。

 "Hey, you're Japanese, right?"

 確かこんな感じだったと思います。お前日本人だろ?みたいな軽い感じですね。こう声をかけられたときは、やっぱり外国の人って日本人と違って結構話しかけてくるんだなーという印象を強く受けました。

 よくよく話を聞いてみると、彼は弐寺プレイヤーで、2P側十段というシンガポール内ではなかなかの腕のプレイヤー。そこのゲーセンをホームにしている、とのことで、見かけない奴がいたから声をかけてみた、とのことでした。

 シンガポールについてまだ2週間も経っていなかった私にとって、友人と呼べる人は学生寮に一緒に住んでるルームメイトと学校で同じクラスの数名のみ。勿論そのどちらも音ゲーマーなんかではありません。これは音ゲーマーの友人を作るチャンス!と意気込み何か色々話していくうちに私たちは意気投合、晴れて私が留学中に一番お世話になり、一番仲良くなったシンガポール人となりました。

 そこから1年弱。彼だけでなく、彼の友人とも一緒に音ゲーして、その友人の友人ともやっぱり音ゲーして…みたいな鼠算的な事象が起こり、そのゲーセンの音ゲープレイヤーはほぼ全員顔見知りとなりました。因みに彼らとは今でも連絡をとりあっており、ホモだゲイだ3Pだ、みたいなバカ話に巻き込まれます。

 そんなこんなで日本に帰ってきてやっぱり音ゲーをしてると、音ゲーマーではない友人から、

音ゲーって何が楽しくてやってるの?」

とか、

「なんで音ゲーやってるの?」

なんて聞かれることがままありました。これは音ゲーマーの方なら経験あることではないでしょうか。

 そこで、ふとその時に考えたんです。もし私が音ゲーをやっていなかったらというifの世界です。勿論留学することに関しては音ゲーはなんら関係はないですが、そのifの世界では、日本で一緒に遊んだ音ゲーマーたちだけでなく、一番仲良くなった彼やその友人たちとは出会わずに、一緒に遊んだ時間はまるでないものとなっているはずです。人の世は一期一会、そう考えたら音ゲーやっててよかったなって心から思いました。

 私が何を言いたいかと言うと、音ゲーに限った話ではないですが、なんでもやって経験してみるものだな、と感じた、ということです。

 一部には音ゲーに批判的な人もいます。でも私はあなたが批判するその音ゲーを通じて世界に友人を作ってきたんだぞ、あなたにはできないかもしれないことを成し遂げたのだぞ、と胸を張って言い切れます。やっぱり音ゲーは楽しい上にすごい!

 最後に、まとめるの下手だし長文だし面白くもない独り言になっちゃってごめんなさい…。 でもこれだけは言わせてほしいのです、音ゲーは世界に羽ばたける可能性を持っているのだから、上手いとか下手とかではなく、自信をもって音ゲーを楽しみましょう!